NPO法人兵庫トラウトファウンデーション創立10周年記念 秋の放流会2023 フォーラム『渓流釣り場の未来予想図』を開催いたしました。
台風6号の被害により、これまでお世話になった養鱒場が大きな被害を受け、放流用に養殖してもらっていたニジマスが壊滅! 急遽、別の養鱒場に無理をお願いし、50~60cmもある素晴らしい魚体のbigトラウトを調達でき、何とか放流することが出来ました。
『神河C&Rエリア』は【リバーキーパー】の協力を得ることで釣り場つくりが成り立っています。 回を増すごとにリバーキーパーが増え、今回は過去最高の39名に協力をいただき、50~60㎝オーバーのbigトラウトをおよそ110匹以上を放流。 冬季シーズンが開幕しました!
翌4日、NPO法人兵庫トラウトファウンデーション設立10周年記念式典・フォーラムを開催。 来賓を代表して、上野県議会議員より祝辞を賜り、栗原町議会議員、澤田町議会議員にも御出席をいただきました。
私たちのこれまで10年の歩みと、これからのビジョンについて、参加いただいた皆様にお伝えいたしました。
佐藤成史さんによる基調講演、その後のパネルディスカッションでは、衰退していく全国内水面漁協の実状と、繁栄する上野村漁協の釣り場つくりの考え方と取り組みの違いに会場からは驚きの声が漏れるほど。
釣り人だけではなく、行政、環境の専門パネラーからも大変貴重なご意見をお聞きすることができました。
私たち人間や野生動物・生き物すべてを取り巻く自然環境への関心も大きく、参加者より『勉強になった』とのお声を多くいただくことが出来き、主催者として非常に意義のあったフォーラムだったと嬉しく思います。
今後10年で河川管理や釣り場を取り巻く環境は大きく変わります。 大切なものを無くしてから、その価値に気付いては手遅れです。 私たち釣り人が今から考え、行動することで必ず未来は変わります。 未来の世代に、人と生き物が共存共生し続けて行ける自然環境を守り繋げることが望まれます。
それには、釣り人(漁協)、地域、行政が問題を共有し新しい取り組みを行うことが鍵となると考えます。
私たちNPO法人兵庫トラウトファウンデーションは、『釣り人がつくる漁協に代わる持続可能な釣り場つくり』のロールモデルとして全国に先駆けた釣り場つくりを行い続けて参ります。
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